開催概要

木村 俊幸/Toshiyuki Kimura

コンセプト/マットアーティスト/VFXスーパーヴァイザー/美術家

MATIM- 8th contact

 ~20th Centry FIX~

VFXの仕事とプライベートの美術家としての作業は時として離反し、崩壊し、融合する。コンセプトそのものはある時 脳を侵食し、操舵となって人生を右へ左へと揺さぶる。MATIMシリーズは作品を作る際に起きる日常におけるインプットやアウトプット、仕事におけるリテイクやアウトテイクに至るまでを吸収し、細胞と脳の中で攪拌され沈殿された宇宙そのものだ。世界にとってはチッポケな出来事なのだが、私の内部ではホーキング博士が恐れたポケット宇宙に横たわるリアリティそのものだ。それ故、映画やアートとという領域にフォーカスが不可能だという事に最近、目覚めた。

作品名: MODEL MAKER

短編SF映画 人にやさしく(下山 天 監督作)の無謀とも言える任命を受け、不可能と言われた宇宙船制作をCGを駆使せず段ボールで挑んだ反ポリゴン船。映画では監房宇宙船として登場、作家本人の口からはディス.リカバリー号と呼ばれたその実態

に迫るべく、現場の初期段階のフォルムを再現。支持棒で支えられる。

注意:(映画での形態は留めません)

人にやさしく (下山 天監督作品)/ 2015 年/日本語(英語字幕)/21 分

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2016

©Solid Feature

協力: Solid Feature/TEN FILM

Concept design/ VFX supervisor / Modelmaker /Matte Art / composited by Toshiyuki Kimura

MATIM -SAY YES-

コンセプトデザイン、マット画、アウトテイク、ゴッホにインスピレーションを受けたアート作品が作家本人のアートプロジェクト MATIMシリーズに内包され展示され、沸騰され、焙煎され、最高級の印刷技術で刷りあげられ、集大成となって産声を上げた。まさに自分曼荼羅とも言える画集に記録されたイメージの怪電波をキャッチせよ。ジジ…

アーティスト紹介

展示作品

作品名 : 「 」の恋人の家

映画に使用された段ボールの家と画集が一体となったインスタレーション

(MATIM-SAY YES-) 発行:キヤノン

デザイン:LampLighters’ Label installation view LOOPHOLE/ 2016

所蔵: 東京都現代美術館/府中市美術館/金沢21世紀美術館/東京ステーションギャラリー他)

スチームパンク東方研究所(http://www.atelierkochi.com/steampunk-lab/shop/

お馴染みのデジタル絵画を油臭い未来、紳士淑女の心の魔界からお送りする「スチームパンク東方商會」

木村俊幸「インドラ少年と空飛ぶ機械の象」リトグラフ

サイズ|A3 値段|3,500円+税(送料別)

木村俊幸「大東亜卿帝都式官邸俯瞰図」リトグラフ

サイズ|A3 値段|3,500円+税(送料別)

遺影戦車 DECEASED PERSON PORTRAIT TANK

2012 digital paint, digital print 54x41 ㎝

弟切草-蘇生篇-

プレイステーション2から移植され続ける弟切草に纏わる絵画インスタレーション

階沢蒼一の自画像-画家機械-(2001年/岡本太郎美術館展示作品)から今回は特別に暗黒絵画のみを抜粋。

階沢蒼一の自画像-画家機械-の投影絵画

2001

Projection painting for Self-portrait of Souichi Kaizawa

video projector ,oil paint,digital paint,medium,digital print,wood

協力: 株式会社スパイク・チュンソフト/ Asmik Ace, Inc.

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